正月2日目の朝ごはんは、元日と同じでいい?それとも、2日目ならではの食べ方がある?
お正月の食卓には、家庭で続けてきた定番だけでなく、地域によって受け継がれてきた独特の風習があります。
この記事を読めば、正月2日目の朝ごはんに迷う時間が減り、とろろ風習も踏まえながら、家族みんなが納得できる一膳を気持ちよく選べるようになります。
正月2日目の朝ごはんはどうする?おせちが続く日に知りたいとろろ風習について
正月2日目の朝ごはんは、元日と同じようにおせちやお雑煮を食べる家庭がある一方、とろろを食べる風習が伝わる地域もあります。
正月2日目の朝ごはんに全国共通の正解があるわけではなく、昔からの風習と自分の家庭の過ごし方を知ると、2日目の食卓を決めやすくなります。
正月2日目の朝ごはんは元日のおせちからどう変わる?
あけおめ王子
友よ、元日の宴を終えたぞ。では、正月2日目の朝ごはんも、余は引き続きおせちを堂々と食べればよいのであるか?
あけおめ職人
我が王子、そこは家庭次第ですな。正月2日目の朝ごはんでも、三が日はおせちや雑煮を続ける家もありますし、2日目から普段に近い飯へ戻す家もあります。
しか言ワンが勢いよく駆け寄り、しっぽを大きく振りながら細かく足踏みする。
あけおめ王子
しか言ワンよ、朝ごはんと聞いただけで宴を始めるでない。まずは順番である。
あけおめ職人
我が王子、こいつは飯の話まで新年の祝いにしちまいますな。話を戻しますぞ。
あけおめ王子
つまり、新年2日目になったからといって、朝の献立を必ず入れ替えよという決まりではないのであるな。
あけおめ職人
そうです。我が王子。正月2日目の朝ごはんは、元日に何を食べたか、家にどんな正月料理が残っているか、昔から家でどうしてきたかを見ながら決めりゃいいんです。
あけおめ王子
余は昨日、黒豆も餅も立派にいただいた。今日の正月2日目の朝ごはんまで同じ献立では、少々重たく感じる者もおるであろうな。
あけおめ職人
そこなんです。我が王子。おせちを続けちゃいけねえわけじゃありません。ただ、正月料理が続いたあとに別のものを食べたくなることはある。その流れの中で、とろろを食べる地域もあるんです。
あけおめ王子
ほう。単なる献立変更ではなく、2日目にとろろを食べる風習そのものが残っているのであるか?
あけおめ職人
ええ。だから正月2日目の朝ごはんを考えるなら、おせちを続けるかだけじゃなく、自分の土地や家に2日ならではの食べ方がないかを見ると面白いですな。
正月2日目の朝ごはんにとろろを食べる風習はなぜ生まれた?
あけおめ王子
友よ。それでは、なぜ正月2日目の朝ごはんに、とろろなのである?余の祝い膳へ突然ねばりが加わる理由を述べよ。
あけおめ職人
我が王子、突然ねばったわけじゃありません。兵庫県丹波篠山地方のように、正月2日にとろろご飯を食べる習慣が伝わる地域があるんです。
あけおめ王子
なるほど。元日から続くごちそうを楽しんだあと、正月2日目の朝ごはんにもつながる食文化として、とろろが受け継がれてきた地域があるのであるな。
あけおめ職人
そうです。我が王子。ただし、2日に食べる土地でも朝か昼かまで全部同じじゃありません。だから、正月2日目の朝ごはんなら全国どこでも必ずとろろだ、と決めつけるのは違いますな。
しか言ワンがぴたりと急停止し、耳を動かして首を傾ける。
あけおめ王子
しか言ワンよ、全国一律ではないことにそこまで驚くでない。
あけおめ職人
我が王子、こいつにも地域差が刺さったようですな。だから土地ごとの違いを見る必要があるんです。
あけおめ王子
同じ2日でも、食べる時刻まで一律ではないのであるか。余なら式次第を定めるところである。
あけおめ職人
我が王子みたいに全国へ式次第を配っちゃいけませんよ。岐阜県土岐市には、正月2日に自然薯のとろろご飯を食べる「二日とろろ」という風習もあります。
あけおめ王子
二日とろろ。実に分かりやすい名である。では、正月2日目の朝ごはんへ取り入れるときも、古くから続く土地の食文化として楽しめばよいのであるな。
あけおめ職人
そういうことです。我が王子。ただ、とろろを食べる意味や日付は土地によって同じじゃありません。秋田県五城目町のように、元日や2日、3日の朝にとろろを食べる習慣が伝わる地域もあります。
あけおめ王子
では、とろろ風習を知るときは、正月2日目の朝ごはんという日付だけを見るのではなく、その土地でどう受け継がれてきたかまで見るべきなのであるな。
あけおめ職人
その通りです。我が王子。二日だから絶対これ、じゃなくて、地域ごとの違いまで知って初めて、とろろ風習の姿が見えてくるんです。
正月2日目の朝ごはんは昔のとろろ風習を今の食卓にどう取り入れる?
あけおめ王子
友よ。由来は分かった。だが、昔から家に二日とろろの習慣がない者まで、正月2日目の朝ごはんには必ずとろろを用意すべきなのであるか?
あけおめ職人
いいや、我が王子。そこまで決まりにしなくていいです。自分の家に伝わっているなら受け継ぐ。初めて知ったなら、正月2日目の朝ごはんで正月の食文化として試してみる。それぐらいが自然ですな。
しか言ワンが耳を下げ、少し離れたところで伏せる。
あけおめ王子
しか言ワンよ、とろろが義務ではないからと落ち込む必要はない。食べたければ取り入れればよいのである。
あけおめ職人
我が王子、ずいぶん分かりやすく沈みましたな。風習は守らなきゃ罰があるって話じゃありません。
あけおめ王子
つまり、風習を知ることと、風習へ必ず従うことは別なのであるな。
あけおめ職人
その通りです。我が王子。正月2日目の朝ごはんでおせちがまだ食べたいなら、おせちでもいい。雑煮を楽しみたいなら続けてもいい。少し違うものを入れたいなら、とろろご飯を選ぶ手もあります。
しか言ワンの顔が一気に上がり、しっぽを振りながら小さく跳ねてすぐに着地する。
あけおめ王子
しか言ワンよ、選べると分かった途端に元気になるとは忙しい者であるな。
あけおめ職人
我が王子、まあ気持ちは分かります。家に合う形でやりゃいいと分かれば、肩の力も抜けますからな。
あけおめ王子
余なら、おせちをすべて退場させず、とろろを一品加えるという采配も考えられるのである。
あけおめ職人
それでいいんです。全部入れ替える必要はありませんからな。残っている正月料理と組み合わせれば、正月2日目の朝ごはんへ昔の風習を無理なく取り入れられます。
あけおめ王子
ならば、正月2日にとろろ汁を食べ、一年の健康を願う地域があることを知ったうえで、我が家でも一度試してみる。それも楽しみ方であるな。
あけおめ職人
ええ。我が王子。正月2日目の朝ごはんを決める基準は、全国共通の正解を探すことじゃありません。家の習慣を続けたいか、正月料理をまだ楽しみたいか、二日とろろのような風習を試してみたいか。この3つで考えると決めやすいですぞ。
正月2日目の朝ごはんはおせちが続く日にとろろ風習を知って決めよう
あけおめ王子
友よ。結論である。正月2日目の朝ごはんには、全国すべての家が従う一つの献立があるわけではないのであるな。
あけおめしか言ワンが期待に満ちて足踏みを始める。
あけおめ職人
しか言ワン、結論を急かすんじゃねえ。我が王子、その通りです。正月2日目の朝ごはんでも、おせちや雑煮を続ける家もあれば、正月2日にとろろを食べる地域もある。まず、その違いを知っときゃ十分です。
あけおめしか言ワンが勢いよく前へ出て、耳をぴんと動かす。
あけおめ王子
しか言ワンよ、まだ余のまとめは終わっておらぬ!そして二日とろろも、日本中が同じ理由、同じ時間、同じ食べ方で行う儀式ではないのである。
あけおめしか言ワンが納得しきれない様子で前足を細かく踏み替える。
あけおめ職人
おい、しか言ワン、抗議しても全国共通にはならねえぞ。そこが大事ですな。我が王子。とろろご飯や二日とろろのように、土地によって形が違うんです。正月2日目の朝ごはんだからというだけで、全国の習慣を一つにまとめちゃいけません。
あけおめしか言ワンが王子と職人の間を小さく行き来し、足がもつれそうになる。
あけおめ王子
しか言ワンよ、余より先に結論へ駆け込むでない!では、正月2日目の朝ごはんを決める者は、まず我が家の正月料理を見よ。それから家や地域の風習を確かめ、興味があればとろろを取り入れるがよい。
あけおめしか言ワンがその場で激しく足踏みし、しっぽまで大きく揺れる。
あけおめ職人
しか言ワン、分かった、分かったから台を揺らすな!我が王子、今回はずいぶん現実的なご命令ですな。おせちが残ってりゃ無理に捨てねえ。昔からの食べ方があれば大事にする。知らなかった風習なら、正月2日目の朝ごはんで一度やってみる。それでいいんです。
あけおめ王子
うむ。新年の食卓とは、決まりに追われるものではなく、受け継いだものと今の暮らしをつなぐ場でもあるのである。
あけおめ職人
ですな。我が王子。正月2日目の朝ごはんに迷ったら、おせちを続ける、いつもの食事へ戻す、とろろ風習を取り入れる。その中から、自分の家にちょうどいい一膳を選べばいいんです。
正月2日目の朝ごはんに迷ったら、今年は家に残ったおせちを見ながら、とろろを一品加えるか家族で決めてみよう。昔から続く風習を自分たちの食卓で楽しめば、いつもの正月2日目が少しだけ特別な朝に変わる。新年の気分をそのまま誰かにも届けたくなったら、「あけおめ。」のLINEスタンプで今年最初のひと言まで楽しもう。